イタリアに行って感じた事

先日イタリアへ行きました。
11日間で辛かったのは緑茶が飲めない事とウォシュレットが無いこと!!!

それを差し引いても私の気質に合ってました。

発達障がいが関係あるのかわからないけれど、肌当たりが敏感で素材や首元のタグがきっかけで蕁麻疹が出たり…1番はとにかく湿度に弱いσ^_^;

そろそろ梅雨入り…わたしにとって1年の中で1番過酷な季節。
とにかく身体じゅうが痒くなるんです!
湿度に異常に弱いので、イタリアのカラッからの気候は最高に快適でした!
 
レザージャケットを着てる人からダウンを着てる人、スタイルに関係なく真夏じゃん?ってくらい露出してる人。
自分の体感に合わせた多様な季節感の人々を眺めて自由さを再確認。

知らない事は知らない!やりたくない事はやらない!
愛想笑い?なにそれ?って感じの自由な人々。

最高に好きです♪

カフェの若い男の子の店員は、通り行く可愛い女の子を目で追うのに夢中で全然注文取りに来ないし、人気のジェラート屋さんのレジの可愛い女の子はほうづえついて注文聞いてる♪

こういう気質がとっても自分に合ってるって感じました。

旅をするとき知りたいのはそこで暮らしてる人々の日常。
観光地の奥にある暮らしが見てみたくて、それが垣間見れるととても幸せを感じます。

ミラノではこれだ!イタリアンマダム!っていう素敵なアラフォー女性をたくさん見ました。
頭の大きさとか足の長さとか…真似したって元がね…っていう現実も知ったけれど凛としてて余裕を感じる立ち振る舞いにたくさんの刺激をもらいました。

つづく

氷室京介と私

初日の大阪で参加したlastgigsは戦ってるような、燃え尽きる事を恐れてないというか、弱い自分を晒す覚悟をしているというか、そんな氷室京介さんを見ました。

赤いラジカセに入ってるカセットテープには、流行りの音楽、明菜ちゃんとかね…マリオネットも入っていたけど何故だか飛ばしていた15歳の私。

何言ってるのかわかんない唄、うるさいからね、早送りポチ。ってしていたけれど、京セラドームではイントロ聴いてウォー‼︎ってなってた♬

〜このまま何も出来ないで歳を取っていくのはゴメンさ〜 

って歌詞をそうだそうだ!なんだってできる、まだまだ16歳!早く大人になりたい。

とか、思っていたら、何かが出来たのか出来てないのか、どっちでもない様な40歳の私は、皺が刻まれて、イヤホンに終始手を当て、悲愴感さえ漂わせながら必死に唄う55歳の氷室さんの唄に号泣。

ボウイのlastgigsで立てた髪も乱れない、ファンを煽りまくる、自信満々、余裕綽々の氷室さんはもういない。

私も生きたんだな〜 あれから25年。

この人がこんなにカッコ悪い、いや最高にカッコいいライブをするのを25年後に見るなんて思いもよらず、何だかわからないなりにも、幾つか恋愛をして、結婚して、子を育て、子離れしてね。と頼まれるまで、とにかく必死に生きたんだなって、氷室さんに教えてもらった。

あなたは氷室京介を卒業しても、人生は続くし、私はもう2度と氷室さんのライブに行けなくても人生は続く。

“16”唄ってくれてありがとう。

氷室さんのlastgigsに行って、自分の人生を回想する時間になって、泪が溢れるのは、きっと頑張ってよかった…って思えたからだろうな…。

最高にカッコ良かった。
あなたの事は忘れません。